共用部分の稼働率について

多くの事業主は、実際に使用している面積よりも広いスペース分の賃料を支払っているという事実を認識していません。家主は、賃料を算出するために「共用部分利用率」という計算式を用いています。

基本的に、この計算式では、日常的に使用するスペース(利用可能面積)と、建物周辺の共用部分(ロビー、エレベーターシャフト、廊下、階段、共用トイレなど)が考慮されています。

この計算方法を理解すれば、オフィス探しにおいて選択肢をより的確に評価し、最適な判断を下すことができます。

有効床面積について

基本的に、貴社が日常的に使用しているスペースが、利用可能面積となります。これには通常、オフィススペース、休憩室、および保管スペースが含まれます。

しかし、家主は、賃借面積に応じて、建物の共用部分の費用も請求してきます。

共用部分の会計処理

小規模なテナントも大規模なテナントも、賃料の一定割合を建物の共用部分の維持費として支払います。共用部分は、大きく分けて2つのカテゴリーに分類できます

  • フロアの共用スペース
  • 共用スペースの建設

フロアの共用エリアには、特定のフロアにある共有スペースが含まれます。これには、会議室、トイレ、廊下などが含まれます。通常、そのフロアの共用スペースの約8%分の費用を支払うことになります。

共用部分は建物全体にわたり、ロビー、階段室、エレベーターホールなどが含まれます。ご自身の持分に対して、6~8%の費用をお支払いいただきます。

賃貸契約には、通常、各階および建物の共用部分が含まれます。つまり、賃貸スペースの広さによっては、建物の共用部分に対する負担率により、最大で20%もの追加費用が発生する可能性があります。

賃貸可能面積を計算する

結局のところ、賃貸面積とは、そのスペースに対して支払う総額のことです。これには、利用可能面積に加え、共用部分も含まれます。

共用部分の負担割合の計算式を使って、支払う金額を算出できます。建物の賃貸可能面積を実用面積で割ることで計算します:

賃貸可能面積 ÷ 有効面積 = 稼働率

では、スペースの賃貸可能面積を求めるには、有効面積に稼働率を掛け算します:

有効面積 × 稼働率 = 賃貸可能面積

総費用を把握すれば、複数のオフィススペースを適切に比較検討し、最適な条件を見つけることができます。共用部分の稼働率を活用することで、賃貸の実際のコストを計算し、的確な見積もりを算出するのに役立ちます。正確な計測に不安がある場合は、中立的な第三者の専門家に依頼してスペースを計測してもらうことをためらわないでください。

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